講座・講師紹介
畑 × 雑草からネイチャーポジティブ

畑にたくましく生きる
野草たちの存在や役割を
発見しよう

第2日目
2024年9月16日(月・祝) 第1部 13:30-15:00
Hitoshi Kojima
Profile
小島 仁志 先生
Hitoshi Kojima

博士(生物資源科学)、ビオトープ管理士、コトモファームの雑草博士

野生植物をこよなく愛する中年です。農学系大学で博士取得後に県内で公園運営管理の仕事に従事。今では出自の大学にて自然環境保全、植生学、フラワーデザインやランドスケープデザインなどについて講義を行いながら、ゼミ生らと地域活動にも携わっています。得意なことは、道端の名もなき雑草を<気になる、価値ある植物(生き物)>に魅せるネイチャーポジティブな体験を子どもから大人まで幅広くしてもらうことです。
講座の内容
子どもたちへのメッセージ
畑には野菜以外にもたくさんの植物たちがいます。びっくりする化学成分のあるもの、食べれるもの、希少な昆虫と深い関係を持つものなど、驚きの植物たちがコトモファームにはいっぱいいます。そんな「雑草」なんて一括りには出来ない植物たちの生態観察から、その違いや価値に気づくネイチャーポジティブな体験をしましょう。あなたも植物博士になりませんか?
保護者の方へのメッセージ
環境省や各国が、身近な自然環境に対するネイチャーポジティブ(自然再興:自然の損失を抑え、その価値を社会の中で活かし回復軌道にのせる)という考え方を発信しています。今回はコトモファームさんの畑の中で、身近な自然の大切さ、野草の生活での活かし方、生物に無駄な存在はなく多様性が大事であること、などを農地(人と自然がうまく関わり合う場所)にたくましく生きる雑草たちを通して分かりやすくお伝えしたいと思います。
講座の内容
小学5年生から高校3年生までの方
(小学5年生未満のお子様が参加する場合は、保護者様の付き添いが必要です)
小学5年生から高校3年生までの方

(小学5年生未満のお子様が参加する場合は、保護者様の付き添いが必要です)
参加料金 無料
参加方法 事前申込制(講座のお申し込みはこちらから
参加人数目安 1クラス10~16名 (全6講座で総計のべ70名程度)
授業回数 6講座(2部制×3日間)
2024年授業日程

第1日目 2024年8月10日(土・祝)
第1部 14:30-16:00
「畑×人間拡張」
檜山 敦 先生(一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科 教授、東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授)


第2部 16:00-17:30
「畑×栄養・医療」
中村 杏菜 先生(株式会社AYUMI BIONICS 取締役(慶應理工学部発ベンチャー))


第2日目 2024年9月16日(月・祝)
第1部 13:30-15:00
「畑×雑草からネイチャーポジティブ」
小島 仁志 先生(博士・生物資源科学)


第2部 15:00-16:30
「畑×謎解きゲーム」
瀬戸 義章 先生(作家、ゲームクリエイター)


第3日目 2024年10月14日(月・祝)
第1部 13:30-15:00
「畑×再生可能エネルギー」
竹内 彩乃 先生(東邦大学理学部生命圏環境科学科 准教授)


第2部 15:00-16:30
「畑×食品リサイクル」
大場 裕子 先生(株式会社Jバイオフードリサイクル)

※3日目は、12時ー17時、会場にトラクターを展示しているので、写真撮影など、自由に行っていただけます。

過去の開催実績

2023年開催の授業内容をまとめた資料(PDF)をぜひご覧ください。
2023年畑の理科実験教室報告書.pdf


2023年開催の講座(全5回)

1.「畑×人間拡張」
マイクロスコープで人間の目を越える自然の世界をのぞいてみよう
檜山 敦 先生(一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科 教授、東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授)

2.「畑×栄養・医療」
科学実験で収穫した野菜の栄養を調べてみよう
中村 杏菜 先生(株式会社AYUMI BIONICS 取締役(慶應理工学部発ベンチャー))

3.「畑×再生可能エネルギー」
工作を通じて電気ができる仕組みを見てみよう
竹内 彩乃 先生(東邦大学理学部生命圏環境科学科 准教授)

4.「畑×食品リサイクル」
微生物のちからで生ごみからバイオガスを生み出そう
大場 裕子 先生(株式会社Jバイオフードリサイクル)

5.「畑×雑草からネイチャーポジティブ」
畑にたくましく生きる野草たちの存在や役割を発見しよう
小島 仁志 先生(博士・生物資源科学)

場所 コトモファーム湘南藤沢(藤沢市葛原1100-9)
協賛 さかい内科・胃腸科クリニック