農薬を使わない工夫
植物は、人間と同じで、病気になったりします。
美味しい野菜だと虫にも食べられてしまったりするのですが、
病気を防いだり、虫を殺したりするのが「農薬」です。
人間が病気になった時、薬を飲みますが、
薬は、健康な人間が飲むと、身体に良くなかったりします。
健康な植物には与えなくてもいいような薬(農薬)は、あまり与えたくないし、
その野菜を食べている人の身体にも良くないので、
チーム畑では、「化学合成農薬は使わない」栽培をしています。
農薬を使わないで、野菜にやってくる虫や病気をどうやって防ぐのかというと、
1、まずは、虫や病気に負けないような健康な植物に育ってもらうため、
優良な有機資材を使った「土づくり」をきちんとやること。
2、元気丸「水、焼酎、お酢、にんにく、とうがらし」で作った、
人間が飲んでも安心な液体を野菜に撒くこと。
※焼酎からできているので、未成年の方は、安心素材からできたものとはいえ飲んではいけまんせんよ!
3、一緒に植えると、育成を助け合ったり、虫や病気から守りあったり、味を良くしたりするような、
相性の良い植物同士(コンパニオン・プランツ)を一緒に育てていきます。
チーム畑では、相性のよい野菜とハーブ類を組み合わせて植えていきます。
健康な土づくり、元気丸やコンパニオン・プランツを利用した栽培などでチーム畑は、農薬を使わず栽培していますが、
「合鴨農法」と呼ばれる「鴨を田んぼで育てる」という工夫で、農薬を使わない栽培をしている農家さんが熊本にいます。
合鴨農法とは、鴨に虫や雑草を食べてもらうことで、農薬・化学肥料を使わずお米を栽培することです。
鴨の糞は、優良な堆肥となります。熊本・阿蘇の大自然の中で、環境循環型の合鴨農法から生まれた有機合鴨米「こしひかり」を販売中!特に農薬・化学肥料が気になる玄米食の方におすすめです。
◆◆農薬・化学肥料を使わず栽培された
熊本産有機認定米「合鴨米」◆◆
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チーム畑で植えるハーブは、スイートバジル、パセリ、ペパーミント、レモンバーム、
ローズマリーです。もうすぐ収穫期になるエンドウマメ、これから植えるモロッコインゲンは、相性のよいルッコラを、混植していきます。
(ハーブ類、ルッコラは、種採りができる「固定種」の種を使用します。)
◆バジル…トマトと非常に相性が良く、害虫を遠ざけ、生育を助け合い、互いの食味を良くする。
◆パセリ … キュウリと混植すると、根元の乾燥を防ぐ。トマトと混植すると、互いに生育を助け合う。ナスの害虫を遠ざけ、互いに生育を助け合う。
◆ミント類 …トマトの生育を助ける。アブラムシ・アオムシ・ハエなど、さまざまな害虫、土中のセンチュウ類の防除になる。アブ・ハチなど、受粉に有益な昆虫を呼ぶ。土の乾燥を防ぐ。
◆レモンバーム … トマトの生育を助け、食味を良くする。アブ・ハチなど、受粉に有益な昆虫を呼ぶ。
◆ローズマリー …マメ類の害虫の防除。アブ・ハチなど、受粉に有益な昆虫を呼ぶ。抗菌・抗酸化作用があり、防腐剤になる。
◆ルッコラ … インゲン・ソラマメの連作障害を抑え、生育を助け合う。エンドウと混植すると、互いの害虫を遠ざけ合い、生育を助け合う。
◇◇「コンパニオン・プランツ栽培や元気丸について、もっと詳しく知りたい。」
「実際に畑でコンパニオン・プランツが及ぼす効果や、元気丸の効果を見てみたい。」
またこのような農薬を使わない工夫で「野菜を育てて、食べたい。」と
思う方は、チーム畑にご参加ください。◇◇
◆チーム畑の次回の活動日:5月8日(土)11時45分~
相鉄線いずみ野駅(横浜市泉区)に11:30集合
※チーム畑は会員制(持ち帰れる野菜代・資料代込)なので、
見学・参加ご希望の方は、事前にご連絡ください。
※雨の場合は、お休みです。
※2011年3月1日より、チーム畑は、農業体験の会『コトモファーム』にて
活動することになりました。※
体験農園(コトモファーム)担当者直通:TEL070-6556-5300
までお問合せください※ (2011.5.1)