菊池市の雑穀
今日は、あだまんと娘と3人で東農場に行ってきました。
車の窓から見た旅路の風景は、桜が満開でとてもきれいでした。
東農場では、雑穀、豆類、お米を、
農薬・化学肥料を一切使わず、栽培しています。
「農薬・化学肥料を一切使わず栽培するって並大抵のことじゃないだろうな。」
しかし、「土壌」がしっかりしていれば、害虫や病気を跳ね返す植物の能力を引き出すことができ、
農薬・化学肥料を使わずに栽培できるそうです。
ただ、雑草取りは、手作業なので大変なのだそうです。
もち麦。これから赤色を帯びてきて、とてもきれいな風景になるそうです。
もち麦の間に、生えているのは雑草。
除草剤を撒いてないので、こんなに青々と雑草が生えているんですね。
豆類は、カメムシがついたり、赤かび病になったりすることがあり、
ひどい年には、収穫量が、例年の10分の1になったそうです。
それでも、「農薬・化学肥料を一切つかわない姿勢」を変えない東さんには、
心の中に強い信念を持った人なんだと思います。
農薬・化学肥料を一切使わず栽培された小麦「みなみのかおり」。
「みなみのかおり」は、強力粉になる品種です。
挽いて粉になった状態は、見たことがあったのですが、畑で見たのは初めて。
東さんの奥さんからお土産にめずらしいものをいただきました。
「ふすまコーヒー」
東さんちで自家焙煎した小麦ふすまのコーヒーです。
農薬・化学肥料を一切使わず栽培された小麦は、国内では希少。
ふすまは、小麦の外皮なので、東農場の「農薬・化学肥料は一切使わない」姿勢を
貫き通した小麦ふすまだからこそできるコーヒーです。
香ばしさ抜群で、玄米茶とコーヒーの間のような味わいなんだそうです。
明日の朝食に、ベーグルと一緒に飲んでみようっと。
□東農場で農薬・化学肥料を一切使わず栽培された「十穀豊穣」
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その後、恩師のいる「菊池少年自然の家」へ。
私とあだまんは高校時代、恩師に柔道を教わっていました。
そういえば、昨年、恩師の元をあだまんと訪ねて行った時は、私は臨月だったなあ、
今日は、あのお腹から出てきた娘を連れてだ、そう思いながら訪ねていきました。
恩師は、相変わらず元気で、私とあだまんが到着した時には、
庭の草刈りをしていました。
私とあだまんが高校生の時も恩師は、よく校庭の手入れしていたなあ、と
なつかしく思いました。
今日の娘は、パパに会えない禁断症状のせい(?)か、ぐずって大変でした。
熊本市内に着いた時は、私は娘に振り回されて放心状態。
娘にしてみれば「ママに振り回されて、あたし、機嫌が悪いの!!」という心境でしょうが…。
明日も早朝からベーグルを焼くにも関わらず、半日付き合ってくれたあだまんに感謝しながら、
帰宅しました。
□管理栄養士あだまんが作った『春のベーグル2種詰め合わせ』
(2009年4月2日の日記)