栗栽培の1年間
☆八高さんの栗園の一年間☆
「いいとり(剪定作業)」…
栗園の収穫が終わった11月から3月にかけて、八高さんは仲間と一緒に剪定作業をします。
仲間内のそれぞれの栗園を順番に回っていき、みんなで剪定作業をします。
この仲間で剪定をしていくが、昔ながらのやり方を、方言で「いいとり」といいます。
剪定作業は、栗栽培の大切な作業です。
剪定作業で、来秋の栗の育ち方、栗のサイズまでが決まってきます。
みんなで知恵と技を持ち寄り、力を合わせて作業したことが来秋の栗のできに現れてくるんです。
「草刈り」…
栗園に生えてきた雑草を、草刈りしていきます。
雑草がどんどん生えてくる6月7月8月これも、仲間と一斉に刈っていき、
順番に仲間の栗園の草刈りをしていきます。
八高さんは、除草剤は使いません。草刈り作業は大変!
手間を取らせるにっくき雑草たち(笑)も、刈った後は、堆肥になって
栗園の良質の栄養分になってくれます。
「収穫」…
早生の「丹沢」は9月上旬から10日前後、晩生の「筑波」は、
10月上旬から10日前後かけて、一気に収穫します。
みんな横一列になって、前に進むように栗拾いしていきます。
一粒一粒、虫がついていないかチェックしながら拾っていきます。
収穫期を迎えた栗は、イノシシや虫たちとの争奪戦!
1日も休むことはできません。
「お礼肥」…
収穫が終わり、11月頃に、栗園の土壌に肥料をあげます。
「今年もおいしい栗を実らせてくれてありがとう。」という感謝の気持ちを込めて、
栗の木と栗園の土へのお礼として肥料をあげることから、この肥料を「お礼肥」と呼んでいるそうです。
⇒「いいとり(剪定作業)」…と、次の年の作業が続きます。
収穫期に、おいしい栗を口にした時、大自然や家族、仲間に感謝して、
また年が廻っていく・・・そんな八高さんの栗園です。
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…熊本産。収穫から24時間以内に、燻蒸処理(殺虫処理)せず、
クール便にて発送しています。