栽培中のかぼちゃのマイコレクション
えと菜園で栽培中のかぼちゃ2種類の写真をご紹介します。
熊本で栽培中の「春日ぼうぶら」。
「おてもやん」とう熊本民謡の歌詞に出てくる「春日ぼうぶら」とはこのことです。
ひょうたん型のかぼちゃで、中身は普通のかぼちゃと同じ色。
一時、「絶滅した」という噂が流れたほど、希少なかぼちゃです。
私たちは、熊本の伝統・特産野菜の種を守る取り組みをしている農業高校さんに、
分けていただきました。
畑の拠点家の庭先で、春日ぼうぶらの話をしていると、隣の農家のじいちゃんが、
「うちで作っとるかぼちゃたい。」とって、持ってきてくれました。
隣のうちでは、自家用かぼちゃとしてずっと育ててたみたい。
そういえば、今は亡きうちのばーちゃんも、元気な頃、栽培していました。
春日ぼうぶら絶滅の危機」のうわさを聞くことも意識することもなく、
田舎では、日常生活の中でずっと種を守っていたんだなあ。面白い。
こちらは、横浜市のチーム畑で作っているものです。
この品種は、今年初めて作ります。
ちょっと見かけない形でしょ?冨津黒皮かぼちゃの種からできた、
冨津黒皮かぼちゃまたは冨津黒皮かぼちゃを親に持つかぼちゃです。
隣の畑のかぼちゃと交配してしまった可能性があり、只今調査中。
(冨津黒皮かぼちゃに詳しい方いたら、ぜひ情報お願いします!)
私が受粉したのより、蜂の受粉が先だったのか…
来年からちゃんと雌花にカバーかぶせないとダメだな。
春日ぼうぶらも、冨津黒皮かぼちゃも、市場には出回らない珍しい品種です。
自家採種した種で、次の年も、その次の年も野菜作りをして、
50年後、100年後も、種を繋いでいければいいなと思い、栽培しています。