水の豊かな山都町
今日の熊本は雨。
最盛期を過ぎた桜が、雨で散ってはしまわないかと心配。
今日は、娘は、おじいちゃんとおばあちゃんとお留守番。
今日は、昼過ぎから、ベーグル職人あだまんと熊本市内でパン教室を開校している
あだまんママと、熊本県上益城郡山都町に行ってきました。
山都町には、飲めるほどきれいな水で栽培した「熊本産ひのひかり」を栽培している八高さん、
希少価値の高い、特大ブルーベリー「デカべり」を栽培している渡辺さんが、住んでいる町です。
近くには、清和文楽邑、弊立神宮があり、水の豊かな地域です。
弊立神宮を境に、湧水が太平洋に向って流れる水を、八高さんちは使い、
有明海に向かって流れる水を、渡辺さんは使って農作物を栽培しています。
ここら一帯の湧水はおいしくて熊本市内や宮崎県から汲みに来る人が多い地域です。
八高さんちにこの湧水で栽培した「ひのひかり」は、冷めてもおいしい品種で、
コシヒカリほど甘すぎず、かめばかむほど、甘みが出てくる品種です。
この地域は、山間地で、熊本市内に比べて気温が低く、
農作物に害虫や病気が発生しにくいく、土壌の栄養分も豊富なので、
地域なので、農薬・化学肥料をほとんど使わずに栽培できます。
□八高さんちの「ひのひかり」
八高さんちのひのひかりは、種籾消毒1回、除草剤1回のみで栽培しています。
八高さんは、ブルーベリー、栗は、農薬・化学肥料を一切使わずに栽培しています。
八高さんちに「ひのひかり」を取りに行った後、渡辺さんちにおじゃましてきました。
渡辺さんは、「エコファーマー」という、環境にやさしい農業をしていると都道府県知事に
認められたエコ農家の認定を得ています。
渡辺さんちは、100玉~500円玉サイズの特大ブルーベリー「デカべり」を栽培しています。
さわやかでさっぱりしているので、夏に、アイスやかき氷代わりに食べると最高!
また「デカべり」は、生産量が少なく、希少価値の高いので、
お中元に贈られるお客様が多い人気の商品です。
渡辺さんちで、煮物や果物で、すてきなおもてなしをしていただき、
今年のブルーベリーの状況や、この夏から新しく出荷してもらう「枝豆」(ふくゆたか)の話で
盛り上がりました。
渡辺さんちは、毎年、土壌の分析をして、土壌の中のミネラル分を10数種類測定するそうです。
土壌の分析結果をもとに、土壌に入れる肥料を調整していくのだそうです。
土壌の中の窒素成分が足りない時は、大豆を植えておくといい、という話を聞いたので、
実際やってみたことろ、土壌を分析した結果、土壌の中の窒素成分が増えていたそうです。
「チーム畑」でもぜひともチャレンジしたい案だわ!
家に帰ると、娘とおばあちゃんが元気に迎え入れてくれました。
(2009年4月4日の日記)