山都町めぐり
熊本市内から車で一時間半、熊本県上益城郡山都町に行ってきました。
山都町は天然の湧き水あふれる自然豊かな町です。
静かな町ですが、最近は弊立(へいたて)神宮や、清和文楽邑(せいわ ぶんらくむら)、
宮崎県の高千穂に観光に来る人が多く、少しばかり人の出入りが増えたとか…。
夏の果物、ブルーベリー、現在出荷中の栗、10月中旬から出荷予定のヒノヒカリの産地です。
特大ブルーベリー「デカベリ」を栽培している渡邊さんちに行きました。
ステキなおもてなしで迎えてくれました。
日本茶と旬の農作物で作られたお茶請け「栗の渋皮煮」「カボチャ煮」
そして、おつけもの(おつけものは写真に写ってないですが)
農家さんにおじゃますると、たいてい手作りのお茶請けが出てきます。
お茶と旬の食材を使ったものとおつけものでもてなしてくださいます。
買ってきた高価なスイーツより、手作りのお茶請けが好きです、私は。
それから八高さんちへ。
今が旬の栗の栗園、来月中旬に出荷が始まる 新米 ひのひかりの田んぼを見せてもらいました。
栗の選別体験も・・・。(「栗の選別体験」ご参照ください♪)
八高さんちのおもてなしも、栗あん、栗ご飯、梨、秋の味覚三昧。
普段忘れかけてしまいがちな、自然の恵みと、手間をかけて作ってくれた人に
改めて感謝できる時間でした。
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【八高さんちの栗園】
栗園の木。木になっている栗のいがはきみどり色したものが多い。
元気に空に向かって伸びている栗の木の枝。
色づいているものを選んで、カメラでパシャっと。
【栗園から見えるひのひかりの田んぼ】
高台にある栗園から撮ったひのひかりの田んぼ。
10月中旬新米の出荷が始まります。
山都町は標高が高く、熊本市内に比べて気温の地域です。
山間地である山都町では、二毛作ができない、生産量が少ない・・・
など米の生産者にとっては大変な地理条件ですが、
その分、うまい米ができるんです。
栗もひのひかりも、湧き水で栽培されています。
栗園から田んぼを眺めていると・・・・
八高のおじいちゃんとおばあちゃんが、
湧き水が田んぼに流れ込んでくる水路に、くわを使って土を盛って、水を止めているのを発見!
水を止めるのは水道をひねるんじゃないんです!
生まれて初めて、「土で水路をとめる」現場に遭遇し、思わず、カメラでパシャっと。
あっ、こっちに気づかれたかな!?
山都町に行くたびに、面白い現場に遭遇したり、新しい発見があったり…
心にエネルギーを吹き込まれます。
私にとって、「山都町めぐり」は、人生で欠かせないものの一つに
なりつつあります。