母と子の関係
娘はよく笑い、そして、たまにかんしゃくを起こします。
笑う時は、箸が転んでも笑うし、
かんしゃくを起こす時は、食事中、箸が転んでもかんしゃくを起こします。
その度に「子どもって、なんでこんなに面白い生き物なんだろう?!育児って楽しい!!」と思ったり、
「あー勘弁してよ、育児ってホント大変だ…。」と思ったり…の繰り返し。
最近、気がついたのですが、
娘の天気のような気分に、私が振り回されているのではなくて、
娘が、私に影響されているということ。
私が母親として娘を観察している以上に、
娘は母親である私を観察し、私の行動を映し出しているんです。
娘がかんしゃくを起こす時は、彼女が私を観察して次の2つを感じ取った時のようなんです。
一つは、「自分のことだけを見てくれていると感じていない時間があると自覚した時」。
もう一つは、「私がイライラしている時」。
この公式に気がついてから、
一日のうちで「娘だけの時間」を設けるようにしたところ、
5日もしないうちに、かんしゃくが激減しました。
ちゃんとデータをとったわけではないのですが、
感覚的には65%くらいは、かんしゃくが減ったように感じます。
かんしゃくの強度も弱まりました。
「娘だけの時間」とは、家事も仕事も一切しないで、
自分も子どもになりきって2人で思いっきり遊ぶ時間です。
娘を寝かせてから、夜中にこそこそ家事をしたり、仕事したり、
睡眠減らさなきゃなあ~と思っていたのですが、
全然そんなことはなかった!!
かんしゃくを起こして、食事をひっくり返されたり、
書類を破かれたり、道路に寝っ転がられたり・・・
そんなかんしゃくに対応している時間が減ったので。
娘の時間を取るようになってから、娘のトイレトレーニングや
言葉の憶えの速度が増した気がします。
その結果、私自身も育児で、以前のようにイライラしなくなりました。
娘は成長していくと、私以外の環境によって、感情が左右されるように
なっていきます。
今は、娘の感情を左右するものは、主に母親である私の行動の心持。
育児が大変なものか楽しいものかは、私の中に答えがありました。