結婚式
昨日は、娘と結婚式に行ってきました。
今月2回目にして、娘にとって、生まれて2回目の結婚式出席です。
花嫁である友人、普段にも増して、とってもきれいでした。
とても美人な子なんですが、彼女の外面の美しさだけじゃなく、
彼女の内面のかっこよさ(男らしい子なんです☆)が、にじみ出ていて、
昨日は、彼女の美しくかっこいー姿に見とれてしまいました。
新郎さんも、「正統派二枚目のスポーツマン」という感じで、すてきな方でした。
私が新婦に見とれている間に、娘は、テーブルクロスを引っ張ったり、
隣の方にちょっかい出したりと、ひやっとする場面が多々ありました。
彼女と私の出会いを思い起こすと・・・
「砂漠で放置しても育つ芋を開発したい。」という思いで農学部を受験しましたが、受験に失敗、
その後、もう一度、農学部を受験するため、予備校へ、そこで彼女に出会ったのです。
私は、野菜は、近所から分けてもらうのは当たり前な農村地帯で育ちました。
「おじいちゃんは農家なのに、息子さんは公務員。」という近所の農家さんをたくさん見てきて、
こどもながらに「どうして?」という疑問を抱えていました。
でかい農機を乗り回して、軽トラックの後ろで、タバコをふかしている農家という職業、
メチャかっこいいのに・・・。
小学生の時、NHKのドキュメンタリーで、餓死してしまう途上国の人を見て、
「世界中の人が農業して、自給自足できれば、餓死はなくなるから、隣の(農家の)おじちゃんが
農業を教えに、その国に行けばいいんじゃないか?」
と、単純に思いました。
そんなこんなで、「農業」というものに無限に広がる可能性を信じて、
その世界に一身投じようと、一年間の予備校に通い、次の年も農学部を受験、
しかし、またまた受かりませんでした。
それで、農業も含む政策やコンピュータを学べる学部に進学しました。
「なんのため、予備校の高い授業料払ったと思ってんの!」と親には、大目玉を食らいましたが、
予備校で「友達」と「経験」という、かけがえのない宝を手に入れることができました。
さて、昨日の結婚式の帰りの電車で、娘をひざの上に座らせて帰っていたのですが、
隣に座った男性の「痛いよ~。」という声に、横を見ると・・・
娘が無心に彼の腕の毛をむしっていました。
こどもは、何をしでかすか分からないので、本当に怖いと思いました。